l  日本人にとって、大学院(特に文系)というのは、学界を目指す人か、社会に出たくない人というのが相場なので、大学院に行っても年をとるだけで「就職に有利になる」という話はほとんどありません。ところが中国は逆で、学業成績が良い大学生は大学院を目指すのが当たり前。就職するのは、成績が悪いか、経済力がない学生というのが相場だそうです。

l  中国では文系・理系を問わず、大学院卒の方が就職に有利なので、就職のために大学院を目指すので、大学院入試も大学受験並みに競争が激しいようですが、日本の大学院は不人気なので「ガラガラ」の状態。大学の資金繰りのために、勘違いした留学生を大量に囲い込もうと大学関係者は必死です。

l  大学院に進学すれば、年齢が高くなる分、就活では不利になるのに、そういう事実を教える大学関係者がいるはずもなく、英語で授業をする大学院では日本企業に就職する際に最も重要な日本語も上達しません。「学士」ではなく「修士」を取ったところで評価する日本企業は皆無なのに、意味のない大学院進学を続ける留学生たち。日本の大学は本当に罪深いことをしています。
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【Timely Report】Vol.202(2019.1.23)より転載。詳しくは、このURLへ。http://nfea.jp/report

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